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この記事の結論
- ETFとは株式の様に売買できる投資信託
- ETFは投資信託よりコストが低いことが多い
- 特に海外分散投資に効果的
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ETFとは?
ETFとは、「Exchange Traded Fund」の略称であり、日本語では上場投資信託と言います。
文字通り上場している投資信託というわけです。
ETFは日経平均株価やS&P500のような「投資の指数」と連動することを目標としているインデックス型が多く、株式のように取引所を通じて、リアルタイムに売買することができます。
実はETFが誕生してからもう20年が経つのですが、日本ではまだあまり聞き慣れない言葉ですよね。
しかし、海外の投資家たちの間では大人気の金融商品として注目されていて、日本でも最近になってようやく認知されるようになりました。
普通の投資信託と何が違うの?
次にETFと投資信託の違いを見ていきましょう!
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ETFと普通の投資信託の違いは?
特筆すべき点はそのコストにあります。
まずは買う際の手数料の違いです。
- 一般の投資信託…最近は0円のものが多い
- ETF…株式と基本的には同じで、非常に安い
次に信託報酬の違いです。
信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費のことだワン!
- 一般の投資信託…0.1%~3.0%くらい
- ETF…0.06%~0.3%くらい
このように、ETFは投資信託と比較すると信託報酬が安い商品が多いです。
ETFはインデックス型が中心だから、信託報酬が安い傾向にあるんだワン!
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また、価格が変動するタイミングにも大きな違いがあります。
一般の投資信託だと1日1回しか価格が変動しないのに対し、ETFは株式のように市場が開いている間は常にリアルタイムで価格が変動します。
他の違いも含めて、以下にまとめてみました。
コスト以外にもこんなに違いがあるんだね!
ETFと投資信託はどちらが優れているかということは一概には言うことができません。
ただ、ETFはリアルタイムで変化する市場価格を見て、自分で判断し、売買するという一連のプロセスが特徴的です。
「価格変動に応じて機動的に売買したい」という方には合っているかもしれません。
投資信託の場合はつみたてNISAの対象にもなるため、ドルコスト平均法など積み立て投資を長期にわたって実践したい方に適した商品だと言えます。
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ETFと株式投資の違い
ETFと投資信託の違いはわかったけど、株式投資とはどのように違うの?
株式投資の場合、投資家は個別企業を選んで投資することになります。
そして、株価はその企業固有の業績などの要因に左右されます。
一般的に業績が良ければ株価は上昇し、悪ければ株価は下落してしまいます。
つまり、相対的にリスクが高い金融商品です。
ETFの場合は、ETF自体が数多くの銘柄(企業)を含んでいるため、複数の銘柄に投資した場合と同じ分散効果が得られます。
例えば、日経平均に連動するETFを購入すると、日経平均を構成する225銘柄の株価の平均値に連動することになるため、価格のふり幅は個別の株式よりも小さく、リスクが相対的に低くなります。
よって、「リスクを積極的に取って特定の企業の株式を買いたい」という人には株式投資が、「不特定多数の銘柄にリスクを分散させたい」という方にはETFが適しているでしょう。
資金に余裕がある人(数百万円)は株式投資でも十分に分散できるけど、余裕がない人はETFや投資信託の方が分散効果は高いワン!
ただ、どちらか一方を選ぶという方法ではなく、二つを織り交ぜた方法も実は効果的な投資戦略となります。
また、ETFには海外株式のETF、債券のETF、金や穀物などコモディティのETF、REITと呼ばれる不動産を対象としたETFなど多種多様の種類があり、色々組み合わせてリスクを効果的に分散させることが可能です。
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おススメのETF活用法:海外ETF(新興国)
日本国内の株式やETFのみでは、日本固有のリスクへの対策ができないという難点があります。
例えば東日本大震災のときは多くの国内株式が売られ、株価は軒並み下落しました。
そのため、投資家の中には日欧米先進国に加えて、ブラジルやインドなどの新興国にも投資したいという人が最近増えています。
しかし、日米市場に上場していない株式については、現地の口座を開設しない限り、購入することはできません。
これは投資家にとっては、極めて高いハードルとなってしまいます。
そんな時はETFを使って、口座開設等の手間を省いてまとめて国や地域単位で投資することが効果的です。
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海外のETFは種類が豊富かつ信託報酬が低くて優秀なパフォーマンスを出せている商品も数多くあるので是非検討してみましょう!
まとめ:一般の投資信託との違いを理解しつつ効率よく投資していきたいですね。
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